社会人は、常に職種や適材適所に関する疑問に満ちていると言っても過言ではありません。不本意な毎日を送っている方はもちろん、順調に好きな事をしている人でも疑問を感じて立ち止まることがあります。もっと上手くできる仕事があるのではないか、もっと自分に合った仕事があるのではないかと考えだすと終わりが見えてきません。このような悩みを抱えて、自分の人生を模索するのは決して悪い事ではありません。もし本当に今よりも良い職業や適材適所だと思える仕事に出会うことができれば、それは幸せなことです。
注意しなければいけないのは好きなことに挑戦する時で、必ずしも好き=適職という訳ではないからです。好きな事を仕事にしたいと考える方は多いですが、それだけの気持ちで安易に方向転換すると後悔する可能性があります。幸せな毎日を過ごせている方もいますが、一方で後悔して好きな事が嫌いになるほど精神的に病んでしまう方もいます。
不本意な結末を迎えない為に、まずは今の仕事を全力で頑張る姿勢が重要です。もし自分に合っていないと感じていても、そこで投げ出すと後味が悪くなりますし精神的にも鍛えられません。しかし、もう思い残すことはないほど結果を残せば何ら未練なく別の仕事に挑戦できます。逃げるように、この仕事は適材適所じゃないと決めつけるのは間違っていますし、非常に危険な思考です。仕事は生活に関わることなので、何事も慎重に決断しなければなりません。